【学習用】Dockerでcakephp4.*のチュートリアル環境を構築

• Linux: CentOS7
• Apache: Apache
• MySQL: 5.7
• PHP: 7.4

LAMP+CakePHP3開発環境をVSCodeRemote+Dockerで構築① -Docker編-を参考に作成した環境です。 公式リファレンスも参考にしました。(DB接続あたり)
makefileに短縮コマンドを設定しております。(windowsだと拡張が必要)

例)
起動:

• $ make up or $ docker-compose up -d

• $make build
• $make up

アプリケーション: http://localhost:8765/
初めは，Apacheの画面が出てきます。 (灰色で上に，TEST123..となっている)

phpmyadmin: http://localhost:8764/

cakePHPをダウンロードするためのコマンドを実行します。
※このコマンドは，コンテナ内のcake_appフォルダで使ってください。
具体的には，docker-compose.ymlが存在するディレクトリに合わせて，

$ make app or $ docker-compose exec app bin/bash
# cd cake_app
# composer create-project --prefer-dist cakephp/app:4.1 .<-cakephp/app:***の「***」を変更することで任意のバージョンに変えることもできます。 また， cakephp/app:4.1 .の4.1と.の間には, 半角スペースを入れてください。.はこの場所に，cakePHPを構成すると言う意味です。
これでcakePHPがダウンロードされて，ホスト側のdata/cake_appにもcakePHPのコードがコピーされております。

docker/app/httpd.conf において,
125行目の
DocumentRoot "/var/www/html"
をコメントアウトして，
126行目の
# DocumentRoot "/cake_app/webroot"
をコメントインします。

次に，138行目の
<DocumentRoot "/var/www/html">
をコメントアウトして，
139行目の
# <DocumentRoot "/cake_app/webroot">
をコメントインします。

ここで，コンテナを立ち上げ直すと,cakePHPのホーム画面です。
具体的には,
# exit
$ make down or docker-compose down
$ make up or docker-compose up -d
です。
cakePHP: http://localhost:8765/

cakePHPのホーム画面の**あたりにDATABASEの項目が，赤色になっていると思います。
このままではDB接続ができていないのでDB接続をします。
data/cake_app/config/app_local.phpでDB接続が設定できます。
dockerでCakePHPの環境構築をした時に、データベースに接続できないを見て，localのコンテナのアドレスやらユーザーネームやらをapp_local.phpの内容を変更してもできますし,以下のやり方でもDB接続ができました。

data/cake_app/config/app_local.php

    'Datasources' => [
        'default' => [
            'host' => 'mysql_database',   //docker-compose.ymlのcontainer_name
            /*
             * CakePHP will use the default DB port based on the driver selected
             * MySQL on MAMP uses port 8889, MAMP users will want to uncomment
             * the following line and set the port accordingly
             */
            //'port' => 'non_standard_port_number',
            'username' => 'root',         // docker-compose.ymlのMYSQL_USER
            'password' => 'mypassword',   // docker-compose.ymlのMYSQL_PASSWORD
            'database' => 'sampledb',     // docker-compose.ymlのMYSQL_DATABASE
            'log' => true,
            'url' => env('DATABASE_URL', null),
        ],

phpmyadminコンテナでは，mysqlコンテナと接続してあるphpmyadminを使えます。(http://localhost:8764/)

途中からやり方を変更すれば,Laravelにも設定できるので，ご興味があればご自身でやってみてください
また，今回のは結構手順が多いので，実際には使いものにならないかもしれません。