kazutan / dbda2e-ja Goto Github PK

素晴らしい本が翻訳で読め、またそのサポートサイトがgithubで開設されたことに、大変感謝しております。

さて、表題に関してですが、原著ではupper-left panelとあるようです。
エクササイズの趣旨的にも、「一番上段の左」を指すのではないかと思いましたがいかがでしょうか。

まったく読むのに影響はないのですが，脱字が見つかりました。
187ページの真ん中あたりです。

式7.11とは異なるアルゴリズが使用
↓
「ム」が抜けている

関連情報のページについてですが，タブ構成にしようと思います。

• イベント
  • セミナーや読書会など
• ブログ紹介
  • 紹介してもらった記事をリストアップ
• その他
  • 関連書籍とかリンクとか?

こういうのをイメージしてます。いかがでしょうか? @kosugitti

「答えは「左右される」」という訳ですが、「答えは「場合による」」というニュアンスの訳が正しいと思われます(原著では「It depends.」)。
なぜなら、このあとに続く文章を読むと、新しいD'を加える順番によって我々の信念が左右されるようにみえますが、実際に数式で描かれている部分を見ると左右されていない事が示されていると思います。

この段落では、データを入れる順序によって我々の信念が影響されるか？について考えていて、
Kruschkeは、
「”独立を仮定している”今回は信念が左右されないけれど、これを仮定しないと信念が左右されることもありますよ。ただ、本書では、すべての例で独立を仮定しているから左右されないよ」
ということを主張しているのではないでしょうか？

ただ、あるデータDを得た段階で事後分布1を出して、D'加えて出したときの事後分布2と
あるデータD'を得た段階で事後分布1を出して、D加えて出したときの事後分布2の
事後分布1同士を比べて我々の信念が左右されるという趣旨を述べたいのであれば、訳のままでも正しい気がします。

しかし、個人的には恐らく前者の方を主張しているのではないかと考えます。

第5章 p107 表5.4
の表ですが、こちらの病気のラベルを表す顔文字？が恐らく逆になっていると思います(原著で確認いたしました)。
修正後
病気有りが悲しんでいる顔
病気なしが喜んでいる顔
だと思います。

首題について
openGraph() 関数内で 原著サポートサイトにあるスクリプトでは、linux と osx は X11() を利用するように書かれていますが、
最近のosx では Homebrew から R をインストールした場合X11()を利用できません。

quartz() を利用するようにされたスクリプトが原著者のブログにあがっていました。
http://doingbayesiandataanalysis.blogspot.jp/2015/05/graphics-window-for-macos-and-rstudio.html
（この記事のコメント欄のスクリプトです）

あまりないケースかもしれませんが、
お知らせします。