Docomoの雑談対話APIとの会話をVOICEROIDに喋らせるためのプログラム
Docomoの雑談対話APIとVOICEROIDを喋らせる。
これを実行するにはモジュールモードで動き、マイク入力が可能なJuliusサーバーが必要。
マイク入力されJuliusの機能でXMLとなった通信内容をソケット経由(ポート番号10500)で取得し、 その内容をdocomoの会話APIに送信すると同時にVOICEROIDへ喋らせる。
その後、docomoの会話APIから返ってきた会話をVOICEROIDへ喋らせる。
喋らせる為に設定ファイル内に民安★Talkをダウンロードし、実行している。
現在Windows上で動作するCUI版のみ作成。
VOICEROIDに関わらない部分に関してはLinuxでも動作可能。ただしその場合当然音声は出力されない。
このプログラムを実行させるには、音声入力及び音声認識を行いその結果を送信する装置と、このプログラムが動作しているPCの2台の装置が必要である。 ただし、この2台の装置で用いる環境を両方備えた装置がある場合には、1台でもよい。(両方備えた装置の動作は現在Ubuntu18.04上でのみ確認。)
- インターネット環境(Docomoの自然対話APIでのみ使用。)
- 起動状態のVOICEROID(Linux上でテストする場合には不要。)
- Python3の実行環境。現在3.7.1で動作確認している。パスを通す必要がある。使用しているモジュールについてはrequirements.txtを参照。
- Docomoの自然対話API(https://dev.smt.docomo.ne.jp/?p=docs.api.page&api_name=natural_dialogue&p_name=api_reference#tag01)の「雑談対話」が使用可能なAPIキー
- 音声入力及び認識結果を送信する装置へ10500ポートでTCP/IP通信が可能な通信回線
- モジュールモードで起動してあり、入力機器をマイクとしたJulius。バージョンは4.4.2.1以降であることが必須。
- 接続されたマイク
- このプログラムを動作させるPCと10500ポートでTCP/IP通信が可能な通信回線
- 実行に必要なものを用意する。
- このプロジェクトをcloneする。
- docomochat/apikey.pyを作成し、以下のようにAPIKEYという名前の文字列型変数としてDocomoの自然対話APIのAPIキーを宣言する。サンプルソースは以下の通り。(このAPIキーは架空のものです。)
APIKEY = '1234567890abcdef1234567890abcdef1234567890abcdef1234567890abcdef1234567890abcdef123456'
- test.batを実行する。(Linux上でテストする場合にはtest.sh)
MIT(https://github.com/Hayakuchi0/zeroyuka/blob/master/LICENSE)
Hayakuchi0