- クライアントワーク(HTMLファイ部)では、とにかく新規プロジェクトの作成が頻繁。(肌感、8案件/月くらい?)
- 毎回ゼロから環境構築をしてると頭が追いつかないので、自分の場合は開発環境だけいれたプロジェクトを作っておいて、新規作成時に都度コピーする形をとっている(hinagataシリーズ)
- 以降、その更新ログをかいつまんで、自分の入社以後のフロントエンド技術の変遷を見てみる
- 2013/4: 生のhtmlとjavascriptをごりごり書く・scssがどうにか導入されて、ファイルを分割して分担して書けるようになったぞーやったー
- 2013/10: grunt.jsというのをつかうとjsとかhtmlも一緒に生成して効率化できていいらしいぞ。便利や。
- 2014/1: gulpというやつのほうがgrunt.jsより便利らしいからこっち使おうかな。開発環境ぜんぶ刷新するね
- 2015/4: es2015すごい!javascriptの嫌なところだいたい直っとるやんけ。babelというのでトランスコンパイルして普通のjavascriptに直す必要があるのねーgulpの設定変えなきゃ。閉じタグ書きたくないからHTMLはpug使うね。
- React使うと画面遷移でjsで管理できてすごい!今後はこれだなーまたgulpの設定直さなきゃ。
- Reactと似たようなもんだけどVueの方が洗練されてて便利だなー。またgulpの設定直さなきゃ。
- 気がついたらgulpぜんぜんメンテナンスされてないや…今後はwebpackでビルドしたほうがいいねー開発環境つくりなおすね
- だいたいいつもVue使ってるからvue-cliで環境構築するほうが早そうだ!webpackの開発環境自分で作らなくていいんだねー開発環境つくりなおすね
- いろいろ考えるとvue-cli使うよりNuxt.jsで全部の環境用意するほうが早い!開発環境つくりなおすね
- TypeScript使いたいなって思うとやっぱりVue.jsよりReactの方が相性いい気がしてきた…Next.jsというの使うとNuxtと似たようなこともできるしこっちに乗り換えるか。開発環境つくりなおすね
- ★イマココ
- 太古の時代、Webフロントは「マークアップ」と呼ばれ、デザイナーが兼任することがほとんどだった。
- Webでできること自体が増えてきた結果、Webサイトの開発に大規模な設計が必要なことも増えた
- 言語(javascript)・プラットフォームに求められる役割自体が大きく変化。その結果、直接手で書く領域を減らしたり、ゆるくてよかったところに強い規約を付けられる開発環境が優位性を得るようになった。
- ex) mizchi氏の登壇資料: Real world es201x and future
- HTML・CSS・JS自体がメモ帳でも書けるくらいのゆるふわ技術で、前提になる物的リソースやライブラリがぜんぜん少ない。それを効率化するツール・フレームワークも簡単なテキスト処理の範疇→後発がどんどん出てくる
- 理系スキルというより文系的・詩的なスキルが必要(Web開発・Webサイトというものをどう抽象化するか。grunt/gulpとか、React/Vueとかはそういう**の違い)
- Webフロントエンジニアは、他職能との関わりが一番多い(当社調べ)
- 先述のようにデザイナー出身の人も多いし、サーバーと連携したりそのためにWeb基礎をしっかり知っておく必要があったり、表現面ではフロントエンドつながりでUnityが代替になったりシェーダーを共通で考えたり…etc
- 古いプロジェクトを引きずり出して改修するのが非常に困難になる
- 当時の価値観で完璧なコードを書いたとしても5年後には誰も読めない…みたいなことが起きる
- そういうタスクが古残に偏りがちになったりする
- 性質的に、Webフロントという職能に飽きっぽい人が集まりやすい
- →人員計画がよくわからないことになる
- Webフロントは業界的に求められる役割が大きく変化し、それに伴って周辺技術も大きく変化。人材もそれに耐えられる飽きっぽい人が生き残った。
- この資料は、自然なmarkdown文書をそのままスライド化するsector-slideの提供でお送りしています。
- いまのおすすめhinagataはhinagata-nextなのでよかったらつかってね。